金未来メロン - ウドンコ病、ツルワレ病に強い、糖度の高い黄皮メロン
特性
- ウドンコ病、ツルワレ病に強く、ベト病にも極めて強い、裂果の少ない栽培容易な黄皮メロンである。
- 草勢は中位、葉はやや小ぶり、側枝の発生良く節間はやや短めである。雌花の着性、着果性、肥大力ともに安定している。
- 果は豊円形で鮮濃黄色の滑らかな美しい肌。果重は1.8〜2.0kg位、果肉質は繊維のない細やかなメロン質で香りに富む。肉色は白橙色で目にも鮮やかな印象を与える。
- 作型によって登熟日数は異なるが、開花後およそ45〜48日位を標準収穫期とする。糖度は15〜17度で、個体むらが少なく、発酵がないので日持ちが良い。
栽培のポイント
- 整枝作業は必ず晴天の日に行い、夕方には傷口が乾くようにする。
- 這い栽培では子づる2本仕立て、9節までの孫づるは早めに積み、着果予定節位の孫づる12〜13節は2枚残して摘芯し、その先は1葉で摘芯する。2本仕立てで4個どりとする。
栽培の目安
(関東標準)


栽培法
- 育苗・定植
連結ポット育苗では、育苗期間30日程度を目安とします。
育苗期の温度管理として、発芽揃いまでは昼間30℃前後、夜間25℃を確保できるようサーモスタットを設定。発芽後は昼間25〜30℃、夜間23℃程度として、定植時期の夜温は20℃前後として下さい。
定植後の温度管理
定植後数日は高めに温度管理し、活着を促進させて下さい。
活着後、昼間の最高気温は30℃程度、最低気温は13℃以上確保できるようにして下さい。
交配期〜果実肥大期⇒昼間気温30℃前後、最低気温15℃を確保し、果実の肥大を助長します。 - 整枝(子づる2本仕立て)
親づるを苗の時点で4〜5節で摘心した場合、活着が少し遅れることがあるので、定植後の摘心が良いです。
8節以下の子づるは早目に摘み取り、9〜12節の側枝を結果枝とします。着果個数は4果どりが適しています。5果どりでは、果実が少し小さくなることがあります。
| 1.施肥量(10a当り) | 成分量 N.10〜15kg、P.20kg、K.10〜15kg 圃場準備(耕起、整地、基肥施肥)は、定植15日前までには終わらないようにする。 窒素が生育期間中ムラなく吸収され、収穫前に切れる状態になるよう、前作の残肥を計算して施用する。 育苗日数35〜38日前後、展開葉3〜3.5枚の苗節時に定植。 |
|---|---|
| 2.整枝、地這栽培 | 親づるは5節で摘心 定植後10〜12日後、子づるがある程度揃ったときに、2本または3本を主枝として残し、ほかはかきとる。 8節以下の側枝は早めに摘み取る。 着果節位は9〜12節の範囲に結果枝(孫づる)とする。 |
| 3.水分管理 | 活着促進のため鉢のまわりに潅水を行う。定植の4〜5日後、早朝に葉に露が見られたら、潅水を止める。以後、開花〜着果期まで、よほど土壌が乾燥しない限り、潅水を控える。着果確認後から、潅水をはじめ、果実の肥大を促進させる。(あまり多水分では、果実肥大期に裂果が出ることがあるので注意する。逆に極度に乾燥させると、生育後期に草勢が衰え、糖度がのらないこともあるので、水分管理に注意して下さい。 裂果する条件 肥料、土壌水分過多になると起こり易い。 |
| 4.収穫 | 基本的には果梗部の離層がはがれるころ。果皮の色上り、結果枝の苦土欠乏症状などが見られたら収穫に入る。 |
