春大根ワンポイント
抽苔を決める条件

大根は種子の吸水時から温度、光の影響を受けて花芽分化してきます。
播種後5〜7日の天気が一番影響されます。
日長が長ければ更に抽苔は促進され、夏至前後の播種で抽苔が多くなる原因です。長日低温、長日高温とも抽苔を引き起こします。日長感応しにくい品種の選定や深く播種して暗いところで発芽させると抽苔の軽減になります。
低温期はトンネル、マルチ、パスライトなどで保温します。
側根部空洞、穴開き症
- ●症状と原因
- 程度の軽いものは側根部がやや凹み、内部に小さい空洞が見られる。
根部の肥大と共に表皮の一部に穴が開き拡大してくる。
二次的な症状は亀裂褐変と似ているが深めの穴ができること、側根基部に症状が出ることで見分けられる。
原因は今のところ不明。天然ガスの湧き出るところに被害が多かったことからある種のガスが側根基部の分化時抑制的に働き空洞化するものと思われる。
石灰窒素や高度化成と石灰を散布して、すぐにマルチをして播種したところで発生が見られる。
- ●対策
- 肥料や有機物は、播種する(土壌水分にもよるが)2週間以上前に投入して土壌の肥料を安定させる。乾燥している土壌は、肥料に分解が遅れるので十分に水分をもらせる。
腐植を多くし、肥料を土壌に吸収させ発生を防ぐ。石灰窒素入りの化成肥料に注意する。 

